「ドラムサークル ~感じる力、響きあう心~」
2005年6月11日に開催された、「おとコトイベント」の第1弾、ドラムサークルの紹介です。ワークショップに参加できなかった人も、下の紹介を読んで、ドラムサークルを想像してみてください!!
気持ちの良いリズムとは音楽家だけのものではありません。
朝のさわやかで気持ちのよい目覚め。今日一日がまたはじまります。学校、仕事と、それぞれの生活がはじまることでしょう。そこには日常というリズムがあります。そのリズムが乱れなく続いていれば、皆さんは健康で楽しい生活をおくっているといえるでしょう。しかし、いろいろな要因でその気持ちのよいリズムが乱されることがあります。例えばストレス。できる限りこうした要因とは関係なく生きていたいものです。身近にある音楽の力、リズムの力で、これらの要因を軽減し、子どもの時から皆
が持っている自然のリズムを取り戻すことができれば素晴らしいことだと思います。
近年癒しの音楽といって、多くのリラクゼーション音楽が普及しています。このことは現代がストレスの時代であることの鏡であるような気がします。しかし、ただ聞いているだけではなく、なにより実際に体を動かし、ドラムサークルで皆で輪になって太鼓を叩き、リズムに反応して得られる一体感は、個々が孤立しがちな現代に生きる私たちにとって、心を開いて、ストレスを解消することに効果を発揮します。
ドラムサークルでは教えられることも、間違いを指摘されることもありません。それはただそこに集まった人たちが自由に楽しく、仲良くリズムを楽しみ、自然にコミュニケーションをとることを目的とした音楽活動です。
ドラムサークルは人間が古来から行ってきた活動でもあるのですが、現代ではその効用が特に注目され、アメリカでは、教育の場で、企業の研修メニューとして、地域のコミュニティー活動として、また病院のリハビリテーションとしてなど積極的にドラムサークルがとりいれられて既に15年ほどになります。
日本でも5年程前から紹介され、一部の地域の活動や小学校の音楽の授業などで採用されはじめています。小学校でドラムサークルを体験した生徒たちからは、「開放的な気持ちになれる」「いろいろなリズムが叩けて面白い」「音だけで気持ちが伝わってすごい」「ストレスがなくなった」などの感想を得ています。また先生方からは「はじめはばらついていたみんなのリズムが自然と調和していく過程がなんとも不思議」「日頃クラスにあまりなじんでいない子が泣かずにみんなの前にでて合図をだすことができて驚いた」などの意見、保護者からは、「いきいきと楽器を使う子供たちの顔がとても楽しそうですてき」「だんだんと慣れて人前での発表ができるようになる。楽しくこうしたことができるのが素晴らしい」などの声を頂いています。
ドラムサークルはリズムを通じて心の扉を開く、ストレートでシンプルな新しいコミュニケーションのスタイルです。あなたも気持ちのよいリズムに身をゆだねてみませんか?
DCFA=ドラムサークルファシリテーター協会はドラムサークルの普及をとして2004年4月に設立されました。 DCFAのHPでは、日常の協会会員によって行われる全国各地でのDCをインフォメーションしているほか、現在は2泊3日でドラムサークルとリズムを楽しむ年一度の企画<ドラムキャンプ4>(6月15日-17日於 掛川)や、全国教育者のための<第一回ドラムサークル・フォー・ティーチャーズ>(8月6-7日於 金沢)の参加者を募集しています。また随時「ファシリテーター」を目指す会員も募集しています。
ドラムサークルは、皆で輪になって即興的につくりあげるパーカッション(打楽器)のアンサンブルです。叩いて音を出すパーカッションは、楽器の中でもっとも原始的な、誰にでもできる親しみやすい楽器です。参加者の年齢も、音楽経験も問いません。参加者全員が一体感を感じながら楽しい時間を共有します。「ファシリテーター」と呼ばれるガイド役が進行のお手伝いをします。
ドラムサークルファシリテーター協会ウェブサイト